ギターを始めたばかりの方の多くは、「ギターのコードをたくさん覚えなきゃいけないの?」「理論を学ぶのはちょっと……」というお悩みをお持ちでしょう。

 

でも、ご安心ください。

ギターでよく使われる基本的なコードには、覚え方と規則性があります。

理論を学ばなくても、カタチで覚えていくことができますので、誰でも簡単にコードを覚えられます。

 

「コードは難しいもの」という考え方は一度捨てて、ギターのコード弾きに挑戦してみましょう。

覚えておきたい基本コード

基本的なギターのコードの考え方を覚えましょう。

コードネーム

まずは、ギター譜などでよく見かけるアルファベットの意味についてご説明します。

このように、楽譜に書いてあるアルファベットはドレミの音階を表しています。

コードの場合は、Cと書いてあればCの和音(ド・ミ・ソ)を意味します。

つまり、コードにおけるアルファベットは、コードの名前(コードネーム)を表しており、ギタリストはコードネームを略してコードと呼んでいるのです。

メジャーコードとマイナーコード

それでは、はじめに覚えて欲しい基本的なコードをご紹介します。

覚えて欲しいコードには2種類あり、それぞれメジャーコード、マイナーコードといいます。

メジャーは「明るい」、マイナーは「暗い」響きをしているという意味です。

マイナーコードにはアルファベットの後に小文字のmがつき、Cmであれば「シー・マイナー」と読みます。

メジャーコード表

マイナーコード表

ド〜シの音階順に、メジャーとマイナーのコードにしたものです。

これら基礎のコードを覚えられれば、ある程度は規則性にそってほかのコードを覚えられます。それぞれ7個ずつしかないので、まずはここから覚えていきましょう。

 

いきなり覚えるのは大変かもしれませんが、テレビを観ながら弾いていれば、いつのまにか身に付きます。

力を抜いて楽しく練習しましょう。

ずらすだけの簡単バレーコード

バレーコードは一度覚えると使い勝手がよいです。

簡単に覚える方法は以前もご紹介しました。

⇒『【エレキ限定】コードを簡単に覚える裏技』のページに行く

ここでは、再度おさらいしましょう。

バレーコードって?

次に、バレーコードについてご紹介します。

一本の指で複数の弦を押さえることをセーハ、あるいはバレーといいます。

このセーハ(バレー)を使ったコードがバレーコードです。

先ほどの基本コードの中では、FやBがそれに該当します。

ご紹介といいつつ、基本コードをマスターした方は、既にバレーコードもマスターしています。

ここでは、バレーコードをマスターしたあなたに、簡単なバレーコードの応用方法をご紹介します。

F型とB型

バレーコードの基本形は2種類です。

6弦を1番低い音とするFのカタチと、5弦を1番低い音とするBのカタチです。

ちなみに、EやAのコードは、バレーコードのセーハ部分が、ちょうど0フレット(開放弦)になっているためセーハしていませんが、音の並びはバレーコードと同じです。

 

実は、バレーコードは、そのカタチのまま平行移動することにより、ほかのコードに早変わりします。

以下のポジションに移動すれば、そこに書いてあるアルファベットの名前のメジャーコードになります。

もちろん、FmやBmのカタチで平行移動すれば、さまざまなマイナーコードに早変わりです。

どうでしょう、だんだんコードが簡単に思えてきませんか?

コードは足し算引き算でつくれる?

冒頭の基本コードを弾いた時点で気づいた方もいるかもしれません。

いくつかのコードは、押さえるポジションを足したり引いたりすることで、メジャーとマイナーを切り替えることができます。

 

Aのコードを例に見てみましょう。

この規則はバレーコードにも応用ができます。Aのコードから1フレットずらすだけでAmになり、Aのコードから4弦2フレットの押弦を離すだけでA7になりました。

 

Dの場合はどうでしょう。

AとDでは、メジャーコードの押さえるカタチが違うのに、同じような引き算でコードの名前が変わったのが分かるかと思います。

はじめに述べたように、コードにはちょっとした共通の規則があるのです。

 

難しくないといいつついきなりコードを覚えさせられ、「本当に簡単なのか……」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ここまでくると本当に簡単な気がしてきませんか?

 

この規則は、指板上の音の位置関係やコードの構成、度数などについて学ぶともっと納得できるでしょう。

ただし、ここでは理論は抜きの約束なので割愛します。

コードを覚えるのは簡単

コードに対する「難しそう」というイメージは和らいだのではないでしょうか。

ここで紹介したコードは全体の一部ですが、色々な曲にチャレンジしているうちに、コードの名前とカタチの規則性がわかってくると思います。

その規則性に気づくだけで、小難しそうなコードもどんどん身につくはずです。

また、コードを覚えきらなくても、ある程度は名前からカタチを予測してコードを押さえられます。

中には複雑で難しいコードもありますが、まずは簡単な曲から気軽にチャレンジしてみましょう。