日本のシューゲイザーバンドの代表格と言うと、スーパーカーを思い浮かべる人が多いかもしれません。

確かに、スーパーカーはシューゲイザーテイストの強いバンドで最も成功したバンドのひとつです。

でも、日本のシューゲイザー四天王と呼ばれるバンドもいます。

今回は、日本のシューゲイザー四天王についてまとめました。

Cruyff in the bedroom

ハタユウスケ氏率いる、言わずと知れた「キング・オブ・シューゲイザー」。

1998年に結成し、2018年までバンド活動が続く大御所中の大御所です。

ハタ氏は若手シューゲイザーバンドの登竜門でもあるtotal feedbackの主催者でもあります。

Cruyff in the bedroomの魅力

ライブは頭が痛くなるほどの轟音で、まさしくシューゲイザーです。

個人的な所感ですが割と元ネタはハッキリしているタイプのバンドだと思います。

管理人はコンピレーションアルバム『In Your Pocket』で聴いた『Out of mind』(『yonng and blind』収録)が最大の名曲だと思っています。

リフはRide『chelsea girl』のオマージュではないでしょうか。

ちなみに、ハタ氏は元ネタがあることを認めるとともに、「ポップだから」という理由でride派を公言していました。

おすすめアルバム

young and blind

おすすめポイント

「キングオブシューゲイザー」と呼ばれるようになってから初めてのアルバム。ライブの大定番である『Plastique bag』や『loved』、管理人おすすめの『Out of mind』も収録されています。

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HARTFIELD

先日、当サイトでもご紹介したシューゲイザーバンド。

詳細は以下のページに譲ります。

なぜHARTFIELDが最高の国産シューゲイザーバンドなのか?

フルアルバム1枚、e.p.1枚と、残した音源は少ないですが、2000年結成・2006年以降は活動不明と、短命ゆえに語り継がれるバンドだと思います。

ドラマーの方は先日までCruyff in the bedroomにてサポートドラマーを担当していました。

今回紹介するバンドの中では唯一、キャリアを通じて男女混声のツイン・ボーカルという点も特徴です。

HARTFIELDの魅力

シューゲイザーは様式美であることが魅力だと思いますが、HARTFIELDはキャリア中にすべてやり尽くしたと思います。

my bloody valentine『soon』もカバーしていました。

おすすめアルバム

L.I.B.R.A e.p.

おすすめポイント

『Today Forever』はなんとカラオケにも収録されている1曲。疾走感と浮遊感のあるリードトラック的存在で、音源を聴いてファンになった人も多いのではないでしょうか。管理人おすすめの『アンドロメダの夜』も収録されています。

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Coaltar of the deepers

1991年結成で解散などは発表していませんが、現在はバンドよりアイドルやアニメソングのプロデュースなど、フロントマンでリーダーのNARASAKI氏個人の活動が目立ちます。

coaltar of the deepersの魅力

シューゲイザー四天王と呼ばれていますが、デスメタルやテクノ、ネオアコやボサノヴァなど、ジャンルの幅に囚われない音楽性が特徴です。

一方、伝説のシューゲイザー・コンピレーション『seven winters』には『華の行人坂』というコテコテなシューゲイザー曲を収録しています。

また、astrobriteと親交がある点もシューゲイザーの文脈で語られる理由かもしれません。

おすすめアルバム

NO THANK YOU

おすすめポイント

B.P.のイチマキ氏が参加。このあとイチマキ氏が産休期間に入る、洒落の聴いたアルバムタイトルです。『GOOD MORNING』のサウンドは、HOUSESIDEやDIVEに通ずるハイゲインに歪ませる90年代の邦楽シューゲイザーを感じます。

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Luminous Orange

1992年結成で、現在は竹内氏のソロプロジェクト。

Luminous Orangeの魅力

ペイル・セインツ(Pale Saints)のイアン氏がボーカル参加するなど、シューゲイザー的な要素も強いですが、決してそれだけではありません。

シンプルなコード進行とフィードバック&リバーブ全開のギターに留まらない、多彩な変拍子とコードチェンジが魅力的なバンドです。

豪華なサポートメンバーも魅力です。

ナンバーガールのアヒト・イナザワ氏と中尾憲太郎氏もサポートで参加していました。

また、Boom Boom Satellitesの平井直樹氏、相対性理論の西浦謙助氏、マヒルノ河野岳人氏に、Ca-Pの藤井さんやCaucusの柳川さんなども参加しています。

日本のシューゲイザー四天王として紹介しているものの、このジャンルでは群を抜いて難易度が高く複雑な楽曲は唯一無二。

オルタナティブ・ロックの新たな可能性を切り開き続けるバンドだと思います。

個人的にもオープニングアクトを務めさせていただいた機会がありますが、本当に尊敬するバンドのひとつです。

おすすめアルバム

Drop you vivid colours

おすすめポイント

アルバムタイトルが示すように極彩色なサウンド世界が広がる1枚。ナンバーガールのアヒト・イナザワ氏と中尾憲太郎氏の演奏を聴けます。『How High』や『Turbo R』のように疾走感のある楽曲は、聴いていて気持ちいいです。

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日本のシューゲイザー四天王はとりあえず聴いてほしい

日本のシューゲイザー四天王、駆け足で紹介しました。

HARTFIELDを除くとキャリアの長いバンドなので追いかけるのは大変ですが、全アルバムを聴く価値はあります。

どのバンドも素晴らしいので一度聴いてみてください。